初めてご来院される方へ
歯科医療には、「怖い・痛い・辛い」というイメージがつきものです。
だからこそ患者さんの気持を大切に、「誠意ある対応」と、「リラックスできる空間作り」を
心掛けなければならないと、私たちは考えます。
当院では、患者さんの満足度の追及を徹底しております。患者さんのお話をしっかりお伺いし、
最大限ご満足いただけるように心がけております。
患者さんにとって、歯の矯正は、数ケ月から数年に渡る大きな選択です。又、患者さんはご自身の歯と一生のお付き合いです。スタッフ一同、患者さんと共に一生使えるよう、歯の健康・歯並びを守っていくことがモットーです。
当院で対処不能な治療方法(外科手術が必要な治療)の場合は、紹介状をお出しして施設のある病院をご紹介する場合もございます。
矯正治療について
原因を解決しないで、進める治療は意味がありません。
原因は「その歯」とは限らないのです。「1本の歯」だけ、「入れ歯」だけ、「抜けた歯」だけを診て治療していては問題が解決しない場合が多いです。
「悪い生活習慣」等が、大きく関与している場合も多々あり、総合的な視点で診断する事がとても重要です。
小児歯科治療について
子どもたちのための歯医者さんです。医科の小児科と同じように、子どもさんを専門にまたは中心に予防や保健指導、治療をしています。
専門の知識と技術を持ったスタッフと設備で対応していますから安心です。
歯の治療は大人でも嫌なものです。大人は我慢できることでも子どもにとっては大変です。
特に小さいお子さんの場合は次のことに注意して下さい。
- 幼児の治療は体調の良い午前中に受診することをおすすめします。
昼過ぎや夕方になると疲れて機嫌が悪くなることが多いものです。 - なるべく嘘をついて連れてこないようにして下さい。
かえって嫌がる原因になります。そのかわり治療の後は、たくさん褒めてあげて下さい。 - 幼児は歯科治療で嫌がって泣いたり暴れたりすることもあります。
汗をかきますので下着などの着替えを用意してきて下さい。 - 待合室ではなるべくリラックスさせるように保護者の方が本を読んで聴かせたり、
おもちゃで遊ばせてあげて下さい。
乳歯も永久歯も虫歯の治療に特に違いはありません。穴が開くようなむし歯は削って金属やプラスチックで詰めるのが基本です。もっと深いむし歯や痛んだ歯は、神経を取るような処置をして金属冠をかぶせたりします。
いずれの処置も麻酔をして治療されることが多く、時間もかかりますので子どもさんにとっては嫌なものです。乳歯はどうせ生えかわるものというのはまちがいです。お子さんの正常な成長発育には欠かせないものです。
きれいな乳歯はきれいな永久歯や正常な歯ならび・かみ合わせへの第一歩です。治療と同時により予防もさらに大切です。
歯科疾患は早期発見・早期治療も大切ですが、予防がさらに最優先されます。
歯は悪くなったとしても、現在の最新の歯科医療では様々な治療ができますが、いくら良い治療を行っても元の自然の歯にはかないません。生涯自分の健康な歯を保持するためにも、お子さんのときからの「かかりつけ歯科医師」をもって歯科疾患の予防と定期管理を心がけましょう。
治療後の虫歯予防が大切なんです。
進行した虫歯は自然には治りません。まずは虫歯にならないための準備が大切です。
「フッ素」を使っての虫歯予防を当院では推奨しております。
- 水道のフッ素化(東京・神奈川・千葉・埼玉などでは導入されていません)
- フッ素歯磨き(市販歯磨き粉にはほとんど配合されています)
- フッ素塗布。
- フッ素洗口(うがい、口すすぎ)。
などの方法があります。
フッ素の虫歯抑制効果を利用したもので、歯に直接塗布することによって虫歯を防ぐという方法です。
萌出して間もないほど効果は大きいと考えられます。
- フッ素塗布(イオン導入法)
- フッ素を電気的に歯の中に入れるイオン導入器です。 フッ素はマイナスに帯電します。
そこで、歯をプラスに帯電させてフッ素イオンを歯に効率よくしみ込ませる方法です。
ブラッシング清掃も含め塗布完了まで約30分かけて行いますのでトレーをくわえ続けることができる2歳くらいからが対象となります。歯面への塗布は、歯をよく乾燥させる必要がありますので、しばらく口を開けたままの状態に保たなければなりません。フッ素塗布は、歯科医師や歯科衛生士という専門家が行います。